ヴァンパイア ナイト
(C)2016 映画「ヴァンパイア ナイト」製作委員会
泉質が万病に効くと言われる山奥の温泉旅館「三春屋」。占い師に導かれ、警察官、雪村佐代とその妹で肘に傷を負ったアーチェリーオリンピック候補選手の美和が保養に訪れる。更にその宿には介護疲れの会社員、神楽坂浩仁と、認知症を患った母、典子、そして謎の客、桜井裕吾がいた。
その夜、酔った桜井が突然発砲した銃によって憩いの時は崩壊した。その弾丸は仲居に当たり、脳を撒き散らして死んだが、死んだ仲居の正体は吸血鬼だった。目の前の状況に呆然とする雪村姉妹に神楽坂親子。その宿「三春屋」はかつて中世ヨーロッパから脈々と繁栄を続け、いつしか日本に上陸した吸血鬼の巣窟であり謎の客、桜井はそれを知るヴァンパイアハンターだったのだ。